
PLAY NEW STYLE!
スタンダードは
毎日の味方!
2023.08.15 Tue
白シャツ、デニム、ロングスカート......。いわゆるファッションの定番アイテムは、クローゼットにひとつあると頼りになるもの。Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズはご存知の通り、ブラックのタートルネックがアイコニックな装いとして、ファッションにおいても世に知られる存在です。そんなタートルネックひとつにしても、素材やシェイプ、カラー、サイズで全くといっていいほど違います。だからこそ、自分にとってジャストな一着を選ぶことが大事なのです。
定番アイテムを今っぽく、自分らしく着るために。今回はシンプルながらも洗練されたスタンダードアイテムを揃える2ショップから、着こなしのヒントをご紹介します。
[ ビショップ ]


シャツ 〈 Gymphlex 〉 ¥13,200
/ スカート 〈 ORCIVAL 〉 ¥26,400
バッグ 〈 MIMI BERRY 〉 ¥63,800
/ シューズ 〈 drogheria Crivellini 〉 ¥15,180
その他 スタイリスト私物
ビショップ [ CENTER 3F ]
/ スカート 〈 ORCIVAL 〉 ¥26,400
バッグ 〈 MIMI BERRY 〉 ¥63,800
/ シューズ 〈 drogheria Crivellini 〉 ¥15,180
その他 スタイリスト私物
ビショップ [ CENTER 3F ]
フォーマル見えコーデは
シェイプで遊ぶ。
シェイプで遊ぶ。
フォーマルなアイテムであるからこそ、カチッと見えすぎない着崩しがポイントとなる、定番のストライプシャツ。オーバーサイズになりすぎず、少しゆったりとしたシルエットがおすすめです。さらに合わせる小物はバッグもシューズもブラックでシックなものを。カチッとした印象のコーデは、どこかにひとつシェイプがあると抜け感が出るので、シルエットに遊び心があるデニムスカートを合わせると◎


トートバッグやかごバッグが人気の一方で、注目が集まるクラシカルなトップハンドルバッグ。ゴールドのロゴマークと手元カンが上品さをアップ!
定番だからこそ奥の深いシャツ。襟の種類だけでも20種類以上あるのです......。その中でも、ボタンダウンシャツが生まれたのは19世紀末。イギリスでポロ(馬に乗って行う団体競技)の試合を見たアメリカ人のジョン・ブルックスによって考案されました。当時の襟は大きく、選手たちの視界を遮っていたことからボタンで留めることを思いついたのだといいます。その後、米国でアイビーリーグの選手から大統領まで愛用するようになり、カジュアルでアメリカンなスタイルのカラー(襟)の地位を獲得したのです。
[ ビショップ ]


ロング Tシャツ 〈 handvaerk 〉 ¥19,250
/ シャツ 〈 Gymphlex 〉 ¥15,400
パンツ 〈 ORCIVAL 〉 ¥17,050
/ バッグ 〈 Brady 〉 ¥40,700
シューズ 〈 Clarks 〉 ¥25,300
その他 スタイリスト私物
ビショップ [ CENTER 3F ]
/ シャツ 〈 Gymphlex 〉 ¥15,400
パンツ 〈 ORCIVAL 〉 ¥17,050
/ バッグ 〈 Brady 〉 ¥40,700
シューズ 〈 Clarks 〉 ¥25,300
その他 スタイリスト私物
ビショップ [ CENTER 3F ]
襟・裾・袖でキメる!
カジュアルなスタンダードアイテム。
カジュアルなスタンダードアイテム。
休日にピッタリのカジュアルアイテム、デニムパンツと白カットソー。様々な種類がありますが、ラウンドショルダーやワイドめのパンツが今年風。カジュアルになりすぎない着こなしのコツは、ズバリ襟・裾・袖のニュアンス!襟はつまりすぎずリラックス感のあるものを。トップスの裾はシャツからチラ見せする丈を合わせて、パンツの裾はくるぶしか、くるぶし上にロールアップして調整。そして、袖は肘の手前まで上げる。すると、リラックス感のあるコーデも絶妙に締まるのです!カーディガンやアウターを変えるだけで雰囲気が変わって着回し力も高く、バッグやシューズもブラックで統一するとさらに大人カジュアルに。


ノーカラーのシャツはインナーとしてもアウターとしても着回しのできる優れモノ。首周りと袖から白トップスを絶妙にチラ見せ!
仕事でスーツや制服を着る方は、プライベートの服に迷うことも多いのでは?デニムやロンTは、着こなし次第で大人のカジュアルスタイルに。なかでも、白の無地ロンTはコーディネートの幅も広がる便利なスタンダードアイテム。ひと言に白の無地といっても侮ることなかれ。生地によって全く違う表情を見せるのです!生地やシェイプの組み合わせは千差万別。ショッピングをする時に、手にとって生地の違いを見てみてください。
[ フレッドペリー ]


ポロシャツ ¥11,550 / スカート ¥25,300
/ シューズ ¥33,000
ネックレス ¥19,800 / バッグ 参考商品
その他 スタイリスト私物
フレッドペリー [ CENTER 4F ]
/ シューズ ¥33,000
ネックレス ¥19,800 / バッグ 参考商品
その他 スタイリスト私物
フレッドペリー [ CENTER 4F ]
ポロシャツは
プリーツスカートで勝負服に。
プリーツスカートで勝負服に。
スポーティーな印象のあるカジュアルの定番「ポロシャツ」ですが、白や黒のポロシャツをトレンドのシースルー素材を用いたプリーツスカートと合わせると女性らしく上品な着こなしに大変身。珍しい定番アイテムの組み合わせと思うかもしれませんが、スポーティーなトレンドを取り入れたオフィスコーデとしても、仕事帰りの会合にも活躍してくれるのです。カーディガンを羽織ったり、ローファーやパンプス、ゴールド系のアクセサリーと合わせると、女性らしさやエレガンスさが輝きます。


スカートの前身頃の裾部分が透け感のある異素材で今年のトレンドをさりげなくアピール。プリーツスカート×ローファーには白ソックスでこなれたオールドスクール感を!
「ひだ」や「折り目」を意味するプリーツ。実はとても歴史深いデザインなんです。最古は古代エジプトの王様や王妃、神官など高貴な身分の衣服に使用されていたといわれています。放射線状のプリーツは、雲の間から差す太陽の光に似ていることから「神の象徴」とされていたのです。日本でも、扇子や番傘など伝統的な生活道具にプリーツが用いられ、末広がりのデザインであることから縁起の良いものとして扱われていました。
[ フレッドペリー ]


ポロシャツ ¥11,550 / パンツ ¥19,800
/ シューズ ¥33,000 / リング ¥22,000
その他 スタイリスト私物
フレッドペリー [ CENTER 4F ]
/ シューズ ¥33,000 / リング ¥22,000
その他 スタイリスト私物
フレッドペリー [ CENTER 4F ]
THE スタンダードなパンツは
ミニマルな気分。
ミニマルな気分。
定番のテーパードパンツは、ブラックに近いダークネイビーカラーをチョイスし、白シャツの代わりにスポーティー感のある白ポロシャツと合わせるとワンランク上級者のスタンダードに。オーバーサイズ、ワイドサイズのパンツが流行っていますが、白のポロシャツには足をすっきり見せるテーパードを選ぶのが大人の正統派スタイルに仕上げるコツ。トップスはパンツにインして、両手を上にあげて下げるとちょうどいいボリュームが作れます。パンツは9部丈で靴下が動いた時に見えるくらいが絶妙なバランス感です。


ポロシャツも胸元のロゴが際立つくらいシンプルなものを。シンプルな装いは、お仕事モードにもお出かけモードにも。ワークスタイルでも、さりげないシルバー系のアクセサリーは好相性です。
フレッドペリーの代名詞ともいえる、ポロシャツ。ウィンブルドンを3連覇するなど数々の偉業を残した伝説のテニスプレーヤー、フレデリック・ジョン・ペリーのトレードマークが白のポロシャツとパンツでした。ペリーは引退後、フレッドペリーを創業し、ブランドはテニス界だけでなくストリートや音楽シーンに大きな影響を与えてきました。さて、そんなポロシャツですが、最初はテニスウェアとして誕生したものの、団体競技のポロで使用されていた素材を使用し、ポロ競技の選手も着用するようになったことから「ポロシャツ」と呼ばれるようになったのです。もしかしたらポロシャツには、「テニスシャツ」と名付けられる未来もあったかもしれません。