
PLAY NEW STYLE!
アウターで変わる
冬のわたし
2023.11.15 Wed
これからの季節のアウターは、一着で冬の印象を決める重要なファッションアイテム。しかし、ひと言でコートといっても、チェスターやステンカラー、ダウンなど......様々な種類があり、どの一着にするか迷います。今回は、コートのタイプやカラー、素材の違いでどのような印象をつくるのか、今年のイチオシの着こなしとあわせてご紹介します。

コート 〈 Aga+ 〉 ¥41,000 / トップス 〈 Aga 〉 ¥14,500
スカート 〈 Aga 〉¥15,000 / バッグ 〈 nouer 〉 ¥11,900
シューズ 〈 JVAM 〉 ¥26,500
セロシア [ CENTER 4F ]
スカート 〈 Aga 〉¥15,000 / バッグ 〈 nouer 〉 ¥11,900
シューズ 〈 JVAM 〉 ¥26,500
セロシア [ CENTER 4F ]
大人モードをつくる
ショールカラーコート
ショールカラーコート
大きな襟が特徴のショールカラーコートは、一枚羽織るだけで大人っぽい印象を与えてくれるアイテム。ブラックカラーは着回しもしやすく、ダークカラーのトップスやボトムスと合わせると、簡単にモード感のある着こなしがつくれます。ロングスカートだとぐっと女性らしい雰囲気に。かたちはシルエットをきれいに見せてくれるロング丈がおすすめ。お好みのベルトでウエスト部分を絞ると、シルエットの変化が楽しめます。

ジャパンメイドにこだわったウールコートは保温性と伸縮性が高い着心地の良さ。女性らしいロングスカートにメンズライクなブーツを合わせてバランスを。
冬に選びたいウール素材。ウール=羊毛のイメージがありますが、厳密にいうと他の動物の毛もウールと呼ばれます。カシミヤヤギから取れるカシミヤや、アンゴラヤギ、アルパカ、ラビット、さらにキャメル(ラクダ)など様々な動物の毛が私たちをあたためてくれています。さらにメリノウールやシェットランドウールなど、羊の品種で細かく種類が分かれていて、ウールはワインのように奥が深いのです。

コート ¥27,500 / トップス ¥8,800 / スカート ¥13,200
バッグ ¥7,920 / シューズ ¥16,500
その他 スタイリスト私物
ビームス [ EAST B1F ]
バッグ ¥7,920 / シューズ ¥16,500
その他 スタイリスト私物
ビームス [ EAST B1F ]
仕事も遊びも
エンジョイする女性には、
正統派Pコート
エンジョイする女性には、
正統派Pコート
働く女性の通勤時だけでなく、仕事帰りのプライベートなシーンも洗練された印象に。重厚感がある正統派のPコートはグリーンで軽やかさのあるおしゃれ上級者見えの一着。ツイード素材とゴールドのボタンがクラシカルな一枚に仕上げています。また、ボトムスはロングスカートやワイドパンツを合わせて大人なムードの着こなしに。

グリーンの上品なツイード生地にゴールドの丸ボタンが映えます。クッションのような素材感のミニバッグはコーデのアクセントに。
Pコートの「P」はどこからきているかご存知ですか?諸説ありますが、18世紀にオランダで使われていた厚手の生地を「Pij」と呼んでいたことが由来といわれています。19世紀末からヨーロッパやアメリカの海軍が防寒のために着ていた服をルーツに持ち、終戦してからはヒッピースタイルやプレッピー、アイビーなど様々なファッションスタイルのキーアイテムとなっていきました。

ブルゾン ¥19,800 / シャツ ¥13,200 / パンツ ¥16,500
リュック 〈 JANSPORT別注 〉 ¥15,180 /
シューズ 〈 Timberland 〉 ¥28,800
ビームス [ EAST B1F ]
リュック 〈 JANSPORT別注 〉 ¥15,180 /
シューズ 〈 Timberland 〉 ¥28,800
ビームス [ EAST B1F ]
長く使って味わいを出す
ブルゾンコート
ブルゾンコート
ミリタリーやワーク感のあるファッションの勢いはまだまだ衰えません。アメカジはもちろんのこと、シャツやタートルネックと合わせるときれいめのストリートスタイルをつくることができるブルゾンコート。着用するほどに味わいが出るコーデュロイ生地は、日常使いしてどんどん変化を楽しみましょう。コートと同素材の小ぶりなボタンがメンズライクなデザイン。パンツがしっかり見える丈なので、ボトムス次第で全体の雰囲気が変わりますよ。

ブルゾンから覗くチェックシャツが大人な着こなしに。レザーが効いたリュックはカジュアルながらクラシックさをプラスします。
現代のブルゾンの原型となったのは、1930年代のイギリスで陸軍のジャンパーをゴルフ用に改良したジャケットだといわれています。ブルゾンだけでなく、Pコートやダッフルコート、トレンチコートもミリタリージャケットから発展しているのです。軍服がファッションに移り変わっていった過程は様々ですが、1972年にジョン・レノンが公のライブで反戦の意味を込めてミリタリーをまとったこと。軍人のための服が、平和のメッセージに変わった瞬間でした。

コート 〈 ANATOMICA 〉 ¥198,000 /
トップス 〈 MSG & SONS 〉 ¥17,600 /
ベスト 〈 ANATOMICA 〉 ¥42,900 /
パンツ 〈 ANATOMICA 〉¥27,500 /
バッグ 〈 EMON 〉 ¥14,300 /
シューズ 〈 Blundstone 〉 ¥29,700 /
ストール〈 RECONDITIONED SERVICE CLOTHING 〉 ¥16,500
その他 スタイリスト私物
アーチ [ CENTER 3F ]
トップス 〈 MSG & SONS 〉 ¥17,600 /
ベスト 〈 ANATOMICA 〉 ¥42,900 /
パンツ 〈 ANATOMICA 〉¥27,500 /
バッグ 〈 EMON 〉 ¥14,300 /
シューズ 〈 Blundstone 〉 ¥29,700 /
ストール〈 RECONDITIONED SERVICE CLOTHING 〉 ¥16,500
その他 スタイリスト私物
アーチ [ CENTER 3F ]
トラッドなステンカラーコートで
パリジャン気分に
パリジャン気分に
ロング丈でAラインが美しいコートは、仕事でもプライベートでも活躍する一枚。さらっと羽織るだけで伝統的なヨーロッパの雰囲気を演出してくれます。リバーシブルなので、気分やシーンに合わせてスタイルチェンジも叶えてくれます。クラシカルなワークベストとブラックジーンズのストリート要素が抜け感に。ストールやマフラーをつけたり、重ね着してもまとまりやすいコートです。

片面がツイード、もう片面がコットンギャバジンのリバーシブルコート。ポケットの多いコットンとウールのベストもリバーシブルで、裏面がフリースに。
襟腰と呼ばれる立て襟がついたステンカラーコート。実は和製英語だったと知っていますか?正式には「バルマカーンコート」と呼ばれています。スコットランドのバルマカーンという地名から名付けられたといわれ、元々はレインコートの一つとして誕生し、トレンチコートから派生したという説があります。